2070年 | 文化人形がマレーシア政府を転覆。ブラックリバーと三安産業、伝説サイエンスが政府との戦争を開始。 |
2071年 | PECS、ハイランドが参戦。企業連合が結成される。 |
2072年 | ブラックリバーにより指揮官型のバイオロイド(不屈のマリー)が投入される。他の企業も同様に指揮官型を作成。 |
2074年 | 核攻撃によりハイランド撤退。 |
2075年 | 各国政府が企業側に降伏。条約を結び第1次連合戦争が終結する。 |
各国政府はバイオロイドでは
AGSには勝てないと踏んでいた。
大きく巨大な鉄の塊で大きな火力を扱えるAGSとバイオロイドでは
AGSに分があると考えた。
AGS制御の衛星とAIのネットワークが政府が握る限りは負けは無いと戦略を立てていた。
バイオロイドメーカーはAIサポートの効かない環境では
AGSはまともに動かないと考え現地指揮を行うバイオロイドを開発した。
工業用のバイオロイド達も使っていた工具を武器として使用し、戦えないバイオロイド達はサボタージュを各地で実施した。
バイオロイドの普及により失業率が90%を超えていた時代、労働の主力であるバイオロイドの欠落は政府側の戦争継続力を大きく低下させた。
現地指揮のバイオロイドは衛星通信のAIよりも上手く指揮をとれたため戦場でも政府側は押され始める。
自分たちを失業においやったバイオロイドメーカーとの戦争は人々から大きな支持を集めていた。
しかし、市街戦での敗北などにより自分たちの身の危険を感じ始めると人々の心は政府から離れていった。
特にイギリス政府によるインバネスへの核攻撃は自国民、自国土への攻撃に等しく、政府に対して批判の声が続出した。
イギリスを担当していた
ハイランドはこの核攻撃により撤退したが、引き継いだ
ブラックリバーによって英国政府は屈服する。
(注:公式
年表内の記述にハイランドを引き継ぎイギリス全土を担当したのが
ブラックリバーとあるが、
PECSの猛攻にイギリス政府が屈服したともありどちらが正しいのか解らない)
イギリスの降伏を皮切りに次々と各国政府がバイオロイドメーカーに屈服。
バイオロイドメーカーにより有利な社会、政府よりも企業が上に存在する社会へと、世界は動き始める。